【ソウル共同】6月3日投開票の韓国大統領選は29日、期日前投票が始まった。政権交代を訴える革新系最大野党「共に民主党」候補の李在明前代表(60)がリードを維持。後を追う保守系与党「国民の力」候補の金文洙前雇用労働相(73)は、保守系野党「改革新党」との候補一本化に望みを託すが、不発に終わったとの見方が広がる。最終盤で保守層が結集するかどうかが焦点だ。
李在明氏はソウル、金氏はソウル近郊の仁川でそれぞれ投票した。
大手紙の中央日報が27日に報じた世論調査結果では、李在明氏の支持率は49%。金氏は35%で、改革新党候補の李俊錫議員(40)が11%だった。