元大統領側近撃たれ死亡

 【パリ共同】親ロシア派のヤヌコビッチ元ウクライナ大統領の側近だったアンドリー・ポルトノフ氏(51)が21日、マドリードで撃たれ死亡した。犯人は逃走した。スペインメディアなどが伝えた。

 現場は高級住宅街にあるアメリカンスクールの近く。スペインのパイス紙によると、ポルトノフ氏は子どもを学校に送り、車に戻ろうとした際に2~3人の犯行グループに銃撃され、少なくとも3発の銃弾を浴びた。うち1発が後頭部に命中し、致命傷となった。

 ポルトノフ氏は2010~14年のヤヌコビッチ政権で大統領府副長官などを務めた。同政権が崩壊した14年の「マイダン革命」の後は一時ロシアに住んでいた。

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