警視庁機動隊の観閲式が21日、東京・明治神宮外苑で開かれ、隊員ら約1700人が行進した。6月の都議選や夏の参院選などを控え、迫田裕治警視総監は「警備部門にとって極めて重要な1年となる。警視庁機動隊こそが事態収拾のための先鋒であるとの矜持を持って、結束と練度を高めてほしい」と訓示した。
迫田総監は「治安の最後のとりでとしての力を保持し、託された崇高なる使命を果たし続けることを願う」とも話した。
行進には第1から第9の各機動隊、特科車両隊のほか、災害や事故が発生した際に活動する特殊救助隊などが参加。警備犬やヘリコプターも出動した。