米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)所属のUH1ヘリコプターから約18キロの荷物が落下した問題で、県は20日「重大な事故につながりかねず、極めて遺憾だ」として米海兵隊に抗議した。
県の又吉信基地対策統括監らが同日午後、キャンプ瑞慶覧(沖縄市など)を訪問。米海兵隊太平洋基地のティモシー・モレロ政務外交部次長に「飛行中の安全管理体制が極めて不十分と言わざるを得ない」などとする抗議文を手渡した。
又吉氏は終了後、記者団に「発生の約4時間後に県へ通報があった。少し遅いのではないかと伝え、迅速な情報提供を求めた」と説明した。
荷物は13日午後、落下した。発火性の信号炎管などが入っていたという。