「アイドル」2年連続1位

YOASOBIの「アイドル」((C)赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会)

 日本音楽著作権協会(JASRAC)は16日、2024年度に著作物使用料を最も多く分配した国内作品が前年度に続き、人気音楽ユニットYOASOBIの「アイドル」だったと発表した。23年4月のリリース直後から全世界に支持を広げ、その後も勢いが止まらず25年3月にはストリーミング再生回数が累計9億回を突破。ゲームやカラオケを含む幅広い分野で親しまれた。

 作詞作曲したメンバーのAyaseさんは「年をまたぎ、長い時間愛し続けてもらえていること、とても感慨深いです」とコメントした。2位はヒップホップユニット「Creepy Nuts(クリーピーナッツ)」の「Bling―Bang―Bang―Born(ブリン・バン・バン・ボン)」。3位はAdoさんの「唱」だった。

 JASRACは音楽配信やカラオケ、放送などで著作物使用料を徴収し、作詞家や作曲家らに分配している。24年度の分配額は前年度に続き過去最高を更新する約1423億円。コンサート開催件数の増加に加え、ユーチューブへの投稿などが分配額を押し上げた。

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