15日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が続落した。前日終値からの下げ幅は一時400円を超えた。平均株価は前日までの2日間、終値で節目の3万8000円を上回り、高値を警戒した売り注文が幅広い銘柄で優勢となった。前日に米ダウ工業株30種平均が下落した流れも引き継いだ。
午前終値は前日終値比422円39銭安の3万7705円74銭。東証株価指数(TOPIX)は26・82ポイント安の2736・47。
近く開催が模索される日米財務相会談で米側から円安是正を求められるのではないかとの警戒感を背景に外国為替市場で円高ドル安が進んだ。国内の長期金利の上昇も相場の重荷となった。