大阪・関西万博は7日、ヨルダンのナショナルデーを迎えた。本国から駆けつけた儀仗隊の楽器演奏や踊り子による歌とダンスでパビリオンの前は活気に満ちあふれ、通りかかった来場者が引き寄せられていた。フセイン皇太子も来場し、会場内を視察した。
ヨルダンはサウジアラビアやイスラエルに隣接する立憲君主制の王国。特産の藍染めを通じてヨルダンの子どもたちと交流がある徳島県上板町の児童が、パビリオンの前でヨルダン国歌を歌いフセイン氏を出迎えた。
「EXPOナショナルデーホール」で開かれた公式式典では、ペトラ遺跡や死海などの観光名所を紹介する動画が放映され、ダンサーがパフォーマンスを披露した。