自民党が杉田水脈元衆院議員を参院選比例代表の公認候補に決めたことを受け、アイヌ民族や在日コリアンなどへの差別に反対するグループが28日、抗議集会を開いた。
正午ごろ、JR札幌駅前に約50人が集まり「スギタを公認した自民党に投票しません」などと書かれたボードを掲げた。集会を呼びかけた平取アイヌ遺骨を考える会共同代表の木村二三夫さん(76)は「杉田氏は絶対に野放しにできない」と主張した。
杉田氏公認を巡っては、市民団体「アイヌ政策検討市民会議」も自民党本部に取り消しを求める抗議文を送付したと発表している。