25日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が大幅続伸した。前日終値からの上げ幅は一時600円を超え、取引時間中として約3週間ぶりの高値を付けた。日本が米政権から円安是正を求められるとの警戒感が後退。円安基調が業績を支えるとの期待から、輸出関連銘柄を中心に買い注文が優勢だった。
午前終値は前日終値比488円24銭高の3万5527円39銭。東証株価指数(TOPIX)は27・76ポイント高の2620・32。
25日の東京外国為替市場では円安ドル高が進行し、一時1ドル=143円台前半を付けた。これが追い風となり、機械や精密機器といった製造業銘柄が買われた。