【ニューヨーク、東京共同】連休明け21日のニューヨーク商品取引所の金先物相場は大幅反発し、取引の中心となる6月渡しが連休前の17日と比べて96・90ドル高の1オンス=3425・30ドルで取引を終えた。中心限月の終値としての最高値を更新。22日には一時3500ドルを超えた。国内でも22日、金の店頭販売価格が過去最高値を更新した。
地金大手の田中貴金属工業(東京)は22日、金の店頭販売価格を1グラム当たり1万7160円に設定した。国内の金小売価格の指標として初めて節目の1万7千円を超え、過去最高値を更新した。買い取り価格も1グラム当たり1万6990円と過去最高値を付けた。