日本の2枢機卿、教皇選挙出席へ

菊地功東京大司教、前田万葉大阪高松大司教

 ローマ教皇フランシスコが死去したことを受け、教皇に次ぐ高位聖職者の枢機卿を務める菊地功東京大司教(66)と前田万葉大阪高松大司教(76)は22日、後継者を決める教皇選挙(コンクラーベ)に「出席する予定だ」と取材に明らかにした。ローマ教皇庁によると、投票権を持つのは約140人。規定では教皇の死去後15~20日後までに開始するとされ、5月上旬までに実施される見込みだ。

 両枢機卿は投票権がある。慣例では新教皇は80歳未満の枢機卿の中から選ばれる。菊地大司教は葬儀に参列後、選挙に参加する予定だという。体調面に不安がある前田大司教は「コンクラーベは参加しようと考えている」と話した。

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