任期満了に伴う富山市議選(定数38)は全議席が21日、確定した。現有23議席の自民党は4減の19議席にとどまった。政治とカネの問題に加え、田畑裕明衆院議員(富山1区)を巡る不適切な党員登録問題が響いたとみられる。
市全域が1選挙区となる市議選には51人が立候補。20日に投開票された。当選者は党派別に自民党19人、公明党4人、立憲民主党3人、国民民主党1人、共産党1人、参政党1人、日本維新の会1人、無所属8人。
投票率は42・95%で、過去最低だった2017年の47・83%を4・88ポイント下回った。