東京メトロは17日、有楽町線と東武伊勢崎線・日光線との相互直通運転を、2030年代半ばに開始すると発表した。豊洲(江東区)―北千住(足立区)間を現在の32分から24分に短縮し、埼玉県東部方面から臨海副都心へのアクセスが向上するとしている。
東京メトロによると、有楽町線は豊洲―住吉(江東区)間の約4・8キロを延伸する工事を進めており、延伸区間が30年代半ばに開業するのに合わせ、半蔵門線の住吉―押上(墨田区)間を経由して直通運転を始める。
両社は3月28日付で基本合意を締結。今後、必要な車両の改造や運行本数を協議する。