【北京共同】台湾有事を想定した自衛隊と米軍による昨年2月の模擬演習「キーン・エッジ」を巡り、中国国防省の張暁剛報道官は16日、航空自衛隊戦闘機から中国艦艇にミサイルを発射するシミュレーションも行われていたことに反発した。「国家主権と領土の一体性を守るわれわれの強固な意志や強大な能力を見くびってはならない」と述べた。
同時に、台湾問題は中国の内政だと指摘した上で「身の程知らずに軍事挑発するなら、受け入れがたい代償を払うのは必至だ」と警告した。