大阪IR、施設本体着工へ

カジノを含む統合型リゾート施設(IR)が建設される大阪市の人工島・夢洲=3月

 大阪市の人工島・夢洲で2030年秋に開業予定のカジノを含む統合型リゾート施設(IR)について、24日に施設本体の工事を始めることが分かった。隣接する大阪・関西万博会場への騒音などを理由に会期中の中断が要請されていたが、影響を最小限に抑えるとしている。関係者が15日、明らかにした。

 工事を巡っては、日本国際博覧会協会や経済界が万博会期中の中断を要請していた。大阪府などが昨年公表した対策では、多くの来場者が見込まれる休日などに工事の稼働日を減らし、ピークを10月13日の閉幕後にずらす。

 運営事業者の「大阪IR株式会社」は違約金なしで撤退できる「解除権」を昨年9月に失効させている。

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