インド、東北新幹線の新車両検討

新幹線の新型車両「E10系」のイメージ(JR東日本提供)

 【ニューデリー共同】インド政府が、同国西部で建設中の高速鉄道に、JR東日本が開発を進める東北新幹線の新型車両「E10系」を採用する方向で検討していることが14日、分かった。日印関係筋が明らかにした。

 高速鉄道は西部アーメダバードとムンバイ間の総延長約500キロを約2時間で結ぶ計画。日印協力を象徴し日本の新幹線方式を採用する。2017年に起工式があり、当初は23年開業の目標を掲げたが、住民の反対で土地収用が難航し遅れている。

 JR東は3月、E10系の開発を始めると発表し、27年秋以降の車両完成と30年度の営業運転開始を目指すとした。

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