外国人介護士、合格者倍増

 厚生労働省は24日、2024年度の介護福祉士国家試験で、経済連携協定(EPA)に基づきインドネシア、フィリピン、ベトナムから来日した人の合格者数が、過去2番目に多い498人だったと発表した。前年度の228人から倍増した。合格率は37・9%。

 EPAで来日した場合、日本語の研修を受け、介護施設や病院で数年働いた後に国家試験を受ける。24年度の3カ国の受験者数は過去最多の1314人だった。厚労省の担当者は「新型コロナウイルス禍で入国制限を受けて来日が遅れた人たちが、今回受験していることが背景にある」と分析した。

 国別で合格者数を見ると、インドネシアが237人で最も多かった。

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