梅干し万博漬け、25年後に開封

大阪・関西万博で小山薫堂さんが出展するパビリオン「EARTH MART」=18日午後、大阪市此花区

 大阪・関西万博で「いのちをつむぐ」がテーマのパビリオンを出展する放送作家の小山薫堂さんが18日、食を中心とした展示内容を発表し、伝統食材の梅干しを会場で漬けて25年後に開封すると明らかにした。梅干しは「万博漬け」と銘打ち、小山さんは「(食材の生命を)いただきますの精神を持ち帰り、その思いを未来につなげてほしい」と話した。

 建物は会場中心付近に位置し、かやぶき屋根で覆われた「EARTH MART」。和歌山県で収穫した梅をパビリオン内のたるで、梅の消費拡大に取り組む地元団体「紀州梅の会」が漬ける。来場者には25年後に梅干しを受け取れるチケットを配布する。

最新記事
ロシア巨大地震、マグニチュードは8・8
のぞき疑い福岡県警警察官を書類送検、懲戒
焼酎売上高、2年ぶり減
上皇さま、軽い運動始める
包括的性教育の充実を