年金法案提出、期限間に合わず

 橘慶一郎官房副長官は13日の衆院議院運営委員会理事会で、年金制度改革法案の国会提出が期限の14日に間に合わないと伝達した。政府、与党内の調整が遅れているためで、石破茂首相は、自民党内の手続きを加速するよう森山裕幹事長に指示した。来週にも党内手続きに入る見通し。森山氏が党本部で記者団に明らかにした。

 森山氏は、法案の扱いを判断する時期について「できるだけ急がないといけないが、日程を決めて調整しているわけではない」と明示しなかった。

 法案には保険料の負担増を伴う内容が含まれ、自民党の参院議員を中心に夏の参院選後への提出先送り論が出ている。

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