6日の国債市場で長期金利の代表的な指標である新発10年債の利回りが上昇し、前日の終値利回りより0・075%高い1・515%を付けた。業者間の債券売買を仲介する日本相互証券によると、2009年6月以来、約15年9カ月ぶりの高水準。6日の終値利回りも1・515%だった。海外の外国為替市場では一時1ドル=147円台を付け、昨年10月上旬以来、約5カ月ぶりの円高ドル安水準。
6日の東京外国為替市場の円相場は1ドル=148円台前半で取引されたが、その後取引が始まったロンドン市場で1ドル=147円台を付けた。
長期金利上昇は、投資家が国債を売る動きを強めたことで価格が下がったため。