立憲民主党の野田佳彦代表は2日、大分市で記者会見し、医療費の支払いを抑える「高額療養費制度」の利用者負担上限引き上げを巡り、政府は全面凍結すべきだとの意向を重ねて示した。「生煮えで、患者の命綱のような制度を変えていいのか。翻意を促したい」と述べた。
ガソリン税の暫定税率を廃止する法案について、国会に共同提出する方針の国民民主党に加え、日本維新の会など他の野党との連携にも期待を表明した。
会見に先立ち、党大分県連大会に出席。夏の参院選に関し、32ある改選1人区が勝敗の鍵を握ると強調した上で「候補を限りなく一本化し、与党と対決する構図を全国でつくりたい」と語り、結束を呼びかけた。