【香港共同】香港・九竜半島の旧啓徳空港跡地に再開発事業の一環として整備された大型複合施設「啓徳体育園」(カイタック・スポーツ・パーク)で1日、開幕式典が行われた。香港政府は経済浮揚のために大型イベント開催に力を入れており、有効活用への期待が高まっている。
開閉式屋根を備える中核施設のスタジアムは約5万人を収容可能で、スポーツ以外にもコンサートなどにも利用できる。屋内体育施設(収容人数約1万人)や商業施設もある。香港メディアによると、啓徳体育園の敷地面積は28ヘクタール。
3月にラグビー7人制の国際大会が、4月には英国のロックバンド「コールドプレイ」のコンサートが開催される。