公明党の斉藤鉄夫代表は1日、東京都内で開いた党全国県代表協議会で、夏の参院選について与党での改選過半数の議席獲得を目指す決意を表明した。「与党が過半数を割るようなことがあれば、政権交代に直結する。事実上の政権選択選挙だ」と述べた。
2025年度予算案修正に関し、高校授業料無償化や「年収103万円の壁」見直しを巡る与野党協議の状況を報告。「多様な民意を反映するため、公明が合意形成の要としてリードしている」と強調した。
公明は昨年10月の衆院選で8議席減らし、比例代表の得票数は600万票を割り込み過去最少だった。参院選では改選14議席の死守を目標に掲げている。