ロシア南部の油送管施設を攻撃

ロシア軍を攻撃するため爆発物を積んだドローンの準備をするウクライナ兵=昨年7月(ゲッティ=共同)

 【モスクワ共同】ロシア国営石油パイプライン会社トランスネフチは18日、ロシア南部クラスノダール地方アルマビル近くにある油送管の中継施設が17日未明にウクライナ軍の無人機7機の攻撃を受け、深刻な損傷を受けたと発表した。復旧に1カ月半から2カ月かかる見通しという。

 発表によると、攻撃されたのはカザフスタンからロシアの黒海沿岸ノボロシースクをつなぐ油送管の大型中継施設「クロポトキンスカヤ」。屋根が損傷したほか、ケーブルや変圧器が破壊された。被害でカザフからの石油輸送量が約3割減少する可能性があるという。

 カザフの石油開発には米石油メジャーのシェブロンなどが参画している。

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