【ミュンヘン共同】岩屋毅外相は15日、ドイツで開かれた国際会議「ミュンヘン安全保障会議」のパネルディスカッションに出席した。ロシアとウクライナの戦争終結に向けた和平交渉に関し「ロシアが勝者になる終わり方であってはならない。中国のみならず世界中に誤ったメッセージを送ることになる」と指摘した。
トランプ米大統領とロシアのプーチン大統領が合意した交渉開始を巡り「米国のリーダーシップには期待している」と強調した上で「解決策の中でウクライナに絶対的な安全保障が示されなくてはならない」と述べた。