17年ぶり、高校生新クイーン

初タイトルを獲得した、第69期クイーンの矢島聖蘭さん(左)と第71期名人の自見壮二朗さん=11日、大津市の近江神宮

 小倉百人一首競技かるたの日本一を決める第71期名人位と第69期クイーン位の決定戦が11日、大津市の近江神宮で開かれた。クイーン戦は高校生では17年ぶりとなる東京都の矢島聖蘭さん(18)が制し、名人戦でも福岡県の大学院生自見壮二朗さん(23)が3連勝で初タイトルを獲得。同時に入れ替わるのは40年ぶりとなった。

 矢島さんは東京都の井上菜穂さん(25)に挑み、3勝1敗で初防衛を阻んだ。「自分らしいかるたができた」と喜びをかみしめた。自見さんは、4期目を目指した神奈川県の川瀬将義さん(30)を下し「成長した姿を毎年見せられるような名人を目指したい」と今後の意気込みを語った。

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