マルチ勧誘でアプリ悪用促す

 連鎖販売取引(マルチ商法)を巡り業務禁止命令を受けていたのにビジネススクールへ勧誘したなどとして、特定商取引法違反の疑いで元会社代表の男ら4人が逮捕された事件で、男らのマルチ商法グループの幹部らが、友人への勧誘に行き詰まったメンバーに「マッチングアプリを使うといい」と悪用を促していたことが12日、警視庁への取材で分かった。

 警視庁は12日、勧誘に関与したグループ幹部ら20~30代の男女3人について同法違反容疑で書類送検した。グループは42都道府県の大学生ら約2千人から入会金計約8億5千万円を集めたとされ、7割ほどがマッチングアプリで知り合った相手から勧誘されていた。

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