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一時2千人避難 道路被害151カ所 県内まとめ

 西日本豪雨は県内にも大きな影響を与えた。激しい雨に見舞われた5~8日に一時2千人以上の県民が避難し、男女2人が負傷。土砂崩れなどで建物や多くの道路に被害が出た。広瀬勝貞知事は9日の定例会見で「支援を考えていかないといけない」と述べ、被災地の復旧を急ぐ方針を示した。
 県や大分地方気象台などによると、5日午前から大雨などの警報が相次いで発表された。日田、中津両市が避難指示、10市町は避難勧告を出し、最大1313世帯2396人が公民館などに身を寄せた。
 7日未明に杵築市山香町倉成で50代の男女の軽乗用車が陥没した市道に転落、胸などにけがを負った。
 道路は151カ所が被災した。県道は9日午前7時現在、のり面の崩壊などで10カ所が全面通行止め、9カ所が片側通行の状態。河川は14カ所で護岸が壊れるなどした。
 建物被害は計13棟。日田市友田の筑後川沿いで民家の地盤部分が大きくえぐれて全壊となり、住宅以外では天ケ瀬温泉(日田市)の旅館1軒が床下浸水した。
 4日午後6時の降り始めから8日午後6時までの総雨量は、多い順に▽椿ケ鼻 496・0ミリ▽日田 372・5ミリ▽耶馬渓 362・0ミリ▽院内 349・5ミリ▽玖珠 349・5ミリ―など。
 玖珠(24時間)、国見(48、72時間)、豊後高田(48時間)の3地点は観測史上最大雨量を観測した。

水田に土砂、漁港に流木

 西日本豪雨により、県内の農業、漁業にも被害が出ている。一部地域で水田や農業施設に土砂が流入。宇佐市の漁港にはごみが大量に漂着し、漁に影響が出た。
 県農業共済組合(大分市)によると、9日までに計約2ヘクタールの水田に被害が確認された。今後、増える可能性がある。
 玖珠町岩室では田植え後の棚田約65アールに土砂や倒木が流れ込んだ。被害を受けた衛藤英敏さん(81)は「7日朝に様子を見てあぜんとした。60年以上、農業を続けてきたがこんなことは初めて。元に戻る見通しも立たないし、今年で米作りは最後かもしれない」と肩を落とした。
 国東、豊後高田、玖珠町の農業用ハウス計4棟で被害が報告されている。ピーマンや白ネギ、トマトの栽培用という。
 組合は「被害を受けた加入者には調査が終わり次第、迅速に支払いを進める。引き続き被害状況の把握に努める」としている。
 宇佐市長洲漁港には駅館川から流木などのごみが大量に流れ込んだ。県漁協宇佐支店によると、6~8日にかけてほとんどの組合員が休業。9日には出漁した漁船のプロペラに流木が当たり、故障する被害が2件報告されている。県の事業を利用してごみの撤去作業を進めている。
※この記事は、7月10日大分合同新聞朝刊25ページに掲載されています。
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