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恐ろしくて眠れぬ 地区住民、疲れた表情

 住民の男女2人が死亡し、4人が安否不明となった中津市耶馬渓町金吉(かなよし)の山崩れは発生から丸6日がたち、現場近くの住民らが疲労の色をにじませている。さらに斜面が崩れる恐れがあり、安否不明者の捜索活動も長期化の様相を呈しているためだ。「いつになったら日常が戻るのか」。17日は県北部で再び雨が予想され、不安を募らせている。
 「眠れない。夜中にまた山が崩れるかと思うと、恐ろしくて」。現場となった金吉の梶ケ原地区で暮らす女性(74)は16日、自宅で疲れた表情を見せた。
 土砂は自宅の数十メートル前まで押し寄せた。「うちの家が巻き込まれてもおかしくなかった」。目の前の民家4棟は土砂に覆われ、身震いした。
 山肌がむき出しになった斜面の上部には、不安定な状態の土塊がある。自宅は避難勧告の対象になり、市からは公営住宅への入居について説明を受けた。それでも家族3人で自宅にとどまり続けている。
 「この年齢で引っ越すのはしんどい。だけど、考えないかんのかな…」。雨が降った14日の夜は高台に車を止め、夫(77)と車中泊をした。
 市は16日夕、避難勧告のエリアを縮小したものの、いまだ7世帯18人が対象になっている。関係者によると、避難所の公民館では住民が山崩れを伝えるテレビニュースを見たり、世間話などをして過ごしているという。健康管理のため、市の保健師が常駐している。
 現場は大量の土砂があり、巨石が幾つも転がっている。16日は約10台の重機が投入され、岩を砕くなどの作業が続いた。上空には小型無人機ドローンが飛行。二次災害の危険性はないか斜面の状態をチェックしていた。
 初日から作業に当たる市消防団長の泉幸一さん(59)は「堆積した土砂は日に日に減っているものの、不明者の住宅の屋根も見えていない。もどかしい」と打ち明けた。
 梶原正勝・県防災危機管理監は県庁であった会見で「3人目の遺体は、安否不明者の家から想定以上に離れていた場所で見つかった。不明者がどこにいるか予測が難しい。長期化を見据えて活動しなければならない」と語った。
※この記事は、4月17日大分合同新聞朝刊23ページに掲載されています。

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