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日田を元気づけたい 祇園祭の準備が本格化

 福岡・大分豪雨で大きな被害が出た日田市では、「日田祇園祭」(22、23の両日)に向けた準備が本格化している。16日はみこしを清めたり、山鉾(やまぼこ)に人形を載せる作業があった。巡行に携わる男衆は市民を少しでも元気づけようと、例年以上に奮い立つ。

 隈・竹田地区の大和、三隈、若宮の3町では15日夜から16日未明にかけて、恒例の「神輿(みこし)洗い」があった。男衆がみこしを担いで町内を練り歩き、厄よけや祭りの安全などを願う行事。三隈川河畔でみこしに川の水を掛けて洗い清めた。
 旅館やホテルが多い隈地区では豪雨による直接の被害はなかったが、宿泊客は減っている。三隈町山鉾振興会の合原多賀雄会長(72)は「今年の祭りは災害からの復興行事として盛り上げたい」と意気込む。
 豆田下町では16日、男衆が山鉾に上って人形を載せ、花を飾って彩った。人形は毎年、歌舞伎などの名場面を題材にしており、今年は「義経千本桜」を取り上げた。
 この日、市内の最高気温は35・6度の猛暑日を観測。男衆はもちろん、取り付ける人形の位置を細かく指示する同市の人形師、長嶋静雄さん(61)も汗びっしょりになりながら、「亡くなった人や被災者への思いを込めて作った。祭りで日田の元気を感じてほしい」と願った。
 町内の男衆85人のうち、60人ほどの自宅が浸水などで被害に遭った。片付けなどで準備に参加できない人も多いという。巡行には小野地区で亡くなった山本岳人さん(43)も携わっていた。
 同町山鉾振興会の波多野平会長(71)は「大変な状況の会員もいるが、それでも山鉾を出そうと頑張ってくれている。災害のときこそ、悪疫退散の神事として執り行う」と力強く語った。
 今年は国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録後、初めての祭り。20日には9基が各町内を回る「流れ引き」をして本番を迎える。
※この記事は、7月17日大分合同新聞朝刊1ページに掲載されています。

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