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検証ミニ統一地方選 一体感 築けるか 豊後大野

 「市民の意見は真っ二つの状態。今後の市政運営は対話が大切になる」。16日投開票の豊後大野市長選で、現職の橋本祐輔氏(63)を91票差で破り、初陣を飾った元市職員の川野文敏氏(58)。当選から一夜明けた17日、市民の一体感を図る姿勢を重ねて強調した。
 2005年春、旧大野郡7町村の対等合併で誕生した豊後大野市。初代市長の芦刈幸雄氏、現市長の橋本氏のいずれも、新市の融和をテーマに掲げてきた。ただ、選挙戦になると地域対立が表面化しやすい一面がある。
 旧三重町出身の元市職員が橋本氏(旧緒方町)に挑む構図は、4年前の前回選挙と重なる。橋本氏は09年、当時現職だった芦刈氏(旧三重町長)らを破って当選した経緯があり、川野氏は「三重町から再び市長を」と期待する周囲の後押しを受け、昨年12月に名乗りを上げた。
 一方の橋本氏。3選に向け、昨年春から旧7町村に後援会組織を立ち上げ、現職の強みを生かして市内の主要団体から幅広く推薦を取り付けた。陣営関係者は「2期8年の実績と主張は市民に伝わるはず」と自信を見せ、選挙戦終盤まで楽観視する向きがあった。
 だが、現実は前回選挙から得票数を3千票以上減らす結果に。「三重町では正直、手詰まり感があった。接戦でも最後は逃げ切れると思っていたが…」。ある陣営幹部は「三重町以外も、予想以上に票を食われた」と分析する。
 市内は急速に過疎、高齢化が進み、特に市周辺部の傾向は顕著。住民からは「コミュニティーバスの便は限られ、このままでは運転免許の返納もできない。実効性のある施策をしていない」といった声も聞こえる。
 財政の健全化をアピールする現職の思いとは裏腹に、地域振興策を求め不満を抱える市民の姿が浮かぶ。対立の構図だけに目を向けると、有権者が何を求めているのかを見失う。
 激戦によるしこりの解消と、限られた予算の中での活性化。川野氏は「市民の声を聞き、疲弊した地域の底上げを目指したい」と力を込めた。
 
 2005年春に誕生した県内5市のリーダーを選ぶ「ミニ統一地方選」が終わった。5市とも人口減少に直面し、自治体の将来にとって大きな岐路に差し掛かっている。無投票となった佐伯、宇佐両市を含め、各市長選の舞台裏を探り、有権者の思いを聞いた。
※この記事は、4月19日大分合同新聞朝刊1ページに掲載されています。

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