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別府市出身ローマ在住の上野真弓さん、伊ベストセラーを翻訳

 【東京支社】別府市出身でイタリア・ローマ在住の翻訳・通訳者上野真弓さん(57)が、同国でベストセラーとなった本「レオナルド・ダ・ヴィンチの秘密~天才の挫折と輝き~」(2014年、コスタンティーノ・ドラッツィオ著)を翻訳した。「謎に満ちたダ・ビンチの人生と作品をまとめた画期的な本。ぜひ日本に紹介したかった」と話している。

 レオナルド・ダ・ビンチ(1452~1519)はイタリアのルネサンス期を代表する芸術家。「最後の晩餐(ばんさん)」「モナリザ」で知られ、解剖学や建築学、機械工学と幅広い分野に精通していたとされる。ただ、資料が少ない上、本人が残した数千枚の手記も趣旨がはっきりせず、矛盾も多いため「いろんな解釈ができる、正解のない芸術家」と上野さん。
 ドラッツィオ氏の著書について、上野さんは「ダ・ビンチの全ての絵画を取り上げ、彼の人生も伝えている。作品解説と伝記を網羅したこれまでにない書籍。自らの解釈も恐れずに打ち出している」と高く評価。2015年に原書を読んで感動し、知り合いがいた河出書房新社(東京)に翻訳出版の企画を売り込んだ。原書では「非常に難解な」イタリア古語も扱われ、5カ月間をかけて翻訳を完成させた。
 一番気に入っているのは絵画「白貂(てん)を抱く貴婦人」の解説部分だという。誰かに注意を引かれて反応する婦人の体の向きや表情、その手に抱いた貂が動揺する“動き”をも捉え、「美術史上初の、一瞬を永遠にとどめた作品」と紹介している。
 上野さんは「ダ・ビンチは挫折も多かったが、自分の信じるがままに生きた人と分かった。500年前も現代も変わらず、諦めずに己の道を進んだ方がいいことを教えてくれている」と話した。 
※この記事は、8月27日大分合同新聞夕刊11ページに掲載されています。

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