
浙江省は中国の南東部に位置し、急速な経済発展を続ける上海からも車で約3時間。
中国で島が最も多く、海岸線が最も長い省で、「魚米の郷、文化の邦、シルク及び茶の里、観光の勝地」と古くから言われている。
なかでも杭州は、「天に極楽あり、地に杭州あり」とうたわれるほど美しい景勝地として知られている。
今回、観光開発に力を入れる中国 浙江省旅游局の協力で、浙江省の魅力を紹介する。

三国時代の呉の皇帝「孫権」ゆかりの古代文化村。現在でも、明清時代の建築物が数多く保存されている。
また、村に暮らす人々の約9割は孫氏の子孫とされており、村の中には、孫氏一族の歴史を伝える史跡なども点在している。
祭りの日などには、古くから伝わる騎馬による合戦をイメージした舞いも楽しむことができる。


富陽の歴史文化をテーマとし2005年にオープンした公園。
三国時代の古典建築を再現し造られた建物を中心に、東屋、池などを通して、三国東呉文化を表現している。
公園内には、呉の皇帝 孫権を中心に、孫堅や孫策など富陽市を代表する人物などの銅像を展示、公開している。


地蔵菩薩の横顔といわれる「大慈岩」と山頂近い岩壁に造られている「懸空寺」。
切り立った山肌に張り付くように造られた回廊と、起伏の激しい階段が山中に続いている。
約700年前に建てられた寺院を中心に、山中には、数多くの仏像があり仏教文化のメッカともなっている。


杭州市内を流れる新安江を約20分かけ、のんびりとした川下りを体験できる。
水温は年間を通じ15度前後、夏場には心地よい涼風を感じることができる。
また、川底が見えるほどの清流で、川沿いにはミネラルウォーターの工場もある。


南宋の都の繁栄をそのまま再現した町として2003年に建設、薬や茶・飲食・古物などの文化を、町文化と一体化した観光エリアとなっている。
工芸品などの実演販売も行われ、訪れた観光客の目を引いている。
お茶専門店「太極茶道」では、特産の龍井茶を太極拳の技で注ぐパフォーマンスが人気となっている。


諸曁市街から西へ25kmの山中にある大きな滝をメインとした観光地。
一泄(滝)から五泄(滝)までの美しい5つの滝がある。2つの山が川を挟み、五泄溪とも呼ばれている。


中国4大美女のひとり「西施」の生家を再現。美女をテーマとした観光施設。
中国では、「西施」が最高の美女とされており、展示されている西施像は現代中国人が描く理想の女性像といわれている。
西施故里は、夜にライトアップされ、幻想的な雰囲気を味わうこともできる。


紹興市に残る最古の石橋「八字橋」。700年以上前の南宋時代に建造され、現存する最古の立体橋といわれている。
全ての方角から上がることのできる唯一の橋で、「四面橋」とも呼ばれている。
橋周辺には黒瓦と白壁の古い人家が密集し、清の時代の名残りを感じることができる。
また「烏蓬船」と呼ばれる足漕ぎ舟で、遊覧することもできる。
