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上昇気流4ゴール 守っても2試合連続零封

 明治安田J2第27節最終日(5日・大分銀行ドームほか=3試合)大分は新潟に4―0で快勝し、勝ち点を47に伸ばして前節の3位を守った。岡山は讃岐を3―0で退け、金沢は熊本を1―0で下した。
 大分は第28節の11日午後7時から、同会場で岡山と対戦する。

 【大分4―0新潟評】先制に成功し、主導権を握り続けた大分が新潟に快勝した。
 大分は前半32分、敵陣左からMF那須川が上げたボールがそのままゴール右隅上に入って先制に成功。後半はFW三平の連続ゴールで勢いづき、同22分にFW小手川の今季初ゴールでリードを広げた。
 守備も2戦連続無失点に抑えた。

 ホームで約1カ月半ぶりの白星を飾った。大分は久々に勝利した前節に続く布陣で臨み、大量4得点。しかも2試合続けて零封勝ちを決め、再び上昇の兆しが見えてきた。
 出場機会の多くなかった選手たちが結果を残した。まずは前半32分、MF那須川将大が移籍後初得点で流れを引き寄せた。相手ペナルティーエリア外の左後方からゴール前にクロスを上げると、ボールはそのままゴール右隅の上に吸い込まれた。「相手GKも守備陣もクロス対応の体制だったので、いいところに飛んで(ゴールも)あるかもと思った」と那須川。思わぬ先制点を驚きながら喜んだ。
 続いたのはFW三平和司。後半1分、FW小手川宏基が右サイドからパスを出し、相手がFW伊佐耕平に気を取られている隙を突いて冷静にゴールを決めた。5分後にはゴール正面でMF丸谷拓也からのパスに反応し、この日2点目。前節に続く得点でチームを勢いづけた。
 最後は小手川。同22分に今季初ゴールでダメ押しした。ベンチの仲間からもみくちゃにされた小手川は「点が入るといい流れになる。自分もチャンスがあれば点を取ろうと思っていた」と素直に喜んだ。
 メンバーやシステムを変えた状況で勝利をつかみ、苦しい時期を乗り越えつつある。三平は「結果を残さなければ試合に出続けられないと思っていた」と話しながらも、「チームみんなで組み立てて最後に僕が触っただけ。チームみんなで勝ち取った勝利」と喜び、那須川は「夏場は消耗戦。ここから上がっていくためにもチーム全体の力が必要になる」と力を込めた。

岡野が加入後初出場

 加入したばかりのDF岡野洵が後半35分に交代出場した。直前に投入された相手の大型外国人FWを抑え、セットプレーでも持ち味を発揮した。
 プレー時間は15分ほどだったが、「高さを生かして相手攻撃をうまくはね返してくれた」と片野坂知宏監督。終盤にはCKに頭を合わせたが、惜しくもゴール脇に。岡野は「(ゴールを)決めたかった。戦術面をもっと理解し、長所を出していけるようにしたい」と話していた。

タフに戦ってくれた
 大分トリニータ・片野坂知宏監督の話 勝ち点3に値するゲームができた。入りから集中し、夏場の厳しいコンディションの中でもタフに相手よりも戦ってくれた。選手を誇りに思う。
※この記事は、8月6日大分合同新聞朝刊19ページに掲載されています。

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