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注文・支払い、クーポンのみ 別府市の「はらぺこ」プロジェクト

 訪日外国人客が地元の飲食店を利用しやすい環境をつくろうと、共通食事券(ミールクーポン)の普及を目指す「HARAPEKO(はらぺこ)」プロジェクトが3日から、別府市内で始まる。注文や支払いのやりとりをクーポン提示のみに簡略化することで、言葉の壁など訪日客が感じている不安の解消を図る。

 クーポンは1枚2千円。居酒屋、焼き鳥店、カフェなど加盟20店で専用のメニューと引き換えることができる。鳥天や刺し身、サラダ、ピザなど各店のお薦め料理と飲み物がセットになっており、ベジタリアン(菜食主義者)に対応している店もある。
 メニューの内容はチラシ(日、英の2カ国語)や、専用ウェブサイト(日、英、中、韓の4カ国語)で確認できる。クーポンはJR別府駅構内の案内所や宿泊施設、トキハ別府店など12カ所で販売している。主に訪日客の利用を想定しているが、日本人も購入できる。
 1日に加盟店の居酒屋でプレイベントがあり、参加した別府市の留学生ジャレド・ラッシュさん(28)=米国出身=は郷土料理を満喫。「来日したころは注文が簡単なチェーン店に行くことが多かった。クーポンは言葉が分からなくても伝わるので、地元に密着した飲食店を楽しめる」と評価した。店員の三原稔央さん(43)は「外国人が多くなり、多言語メニューも用意しているが、クーポンはよりスムーズに対応できる」と話していた。
 来年にラグビーワールドカップ(W杯)を控えるなど、訪日客の増加が見込まれている。市内の経済・国際交流団体などでつくるはらぺこ実行委員会の丸山徹委員長は「観光地の満足度向上には食の充実が欠かせない。言葉が通じなくても安心しておいしい料理を楽しめ、飲食店も外国人への対応に慣れてもらえる仕掛けとして、W杯までに参加店を増やしていきたい」と話している。
※この記事は、8月3日大分合同新聞朝刊11ページに掲載されています。
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