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野菜 続く高騰 天候不良 小売店、外食など苦慮

 大分県内で野菜の高値が続いている。葉物野菜など露地物を中心に卸売価格や小売価格が前年同月の2~3倍に高騰。昨年秋から台風被害と日照不足が重なり、全国的に野菜の生育が遅れ品薄となっているためだ。流通関係者は高値は冬の間は続くと予想。小売店や外食店は対応に追われ、生産者も生産量の減少による収益減を懸念している。
 大分市内のスーパー各店ではレタスやキャベツが1玉600円程度、大根は1本400円と例年の2~3倍。ミズナやホウレンソウも1束200円台後半で販売されている。
 トキハインダストリー春日浦フードスタジアムによると、白菜が例年の2倍、白ネギ、ホウレンソウ、ミズナも1・5倍程度の価格。「過去を振り返ってもここまでの高騰は記憶にない」と担当者。
 同店では消費者が買い求めやすい価格にするため、葉物野菜を4分の1などに切って売る小分け販売を強化。青果の代替として販売が伸びているモヤシやカット野菜などの発注数量をこれまでの倍程度に増やした。
 外食産業も仕入れの高騰に頭を悩ませている。同市の飲食店主(48)は日替わりメニューには価格が安定している野菜を使うなど工夫。「定番メニューやコースに欠かせない野菜もあり、値上がりは痛い」と話した。
 卸売業の丸果大分大同青果(大分市)によると、昨年秋以降、台風の被害や長雨による日照不足が続き、11月下旬ごろから値上がりが始まった。9日は白菜やキャベツ、大根の卸売価格が良品では例年の約3倍。県内で生産が多いニラも2倍程度だった。冬も寒さが厳しく、全国各地の産地で生産が低迷。大消費地の関東、関西地方で品薄が続いていることから高値が長期化しているという。
 県内野菜の出荷量も一部落ちている。JA全農県本部によると、昨年12月の県内野菜取扱量(出荷量)はニラと白菜が前年同月比2割減、白ネギが同1割減、ホウレンソウが同5割減。「販売価格が上がっても収穫が少なければ農家の総収入は減ってしまう」(JA全農県本部)と気をもんだ。
 高値傾向の見通しについて、同本部は「天候が安定すれば月末から2月初めには出荷量が回復に向かう」、丸果大分大同青果は「春野菜の出荷が始まるまで高値傾向は続きそうだ」と厳しく見ている。
※この記事は、1月10日大分合同新聞朝刊1ページに掲載されています。

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