セリーヌ・ディオン『カレッジ』 喪失のなかに見出す新しい愛

 世界の歌姫セリーヌ6年ぶりの新作。02年のアルバム『ア・ニュー・デイ・ハズ・カム』以来17年ぶりに全米1位に輝きました。03年からラスヴェガスでの長期公演を行ってきた彼女ですが、16年マネージャーで夫のルネ・アンジェリルを亡くし失意のどん底に落ちてしまいます。そんな彼女を再びアルバム制作に向かわせたのは、ルネの「歌い続けなさい」という遺言でした。タイトル曲「カレッジ」で歌われる“元気だと言ったら嘘になる、でも私は大丈夫”という歌詞は夫の遺志を受け再び強く生きると決断した彼女の心境を表しています。

 さて自らは曲を書かない彼女のために、世界中の作家から素晴らしい曲が送られてきました。シーア、デヴィッド・ゲッタ、ダラス・ケイといった旬の作家からの作品の多くは、これまでのディーバ風のドラマチックな歌ではなく内省的な恋の歌。それは失恋に傷つきながらも強く寛容な愛を見出して行くという、彼女の新しい姿を映し出した佳作です。

(ソニー・ミュージック・2400円+税)=北澤孝

2019年12月25日

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聴く価値アリ!の1枚を、各ライターが紹介します。

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