「地域あんしん給油所」の登録証などを手にする佐々木大亮社長(左)と木内直道県民生活・男女共同参画課長=豊後大野市三重町内山
【豊後大野】地域住民や観光客の利便性向上のため、県は新制度「地域あんしん給油所」を始めた。20日、豊後大野市三重町内山の清川石油三重店で初めての登録証交付式を開いた。
▽地域の見守り▽ガソリン価格の掲示▽道案内などで観光客らへのおもてなし―に力を入れるガソリンスタンドを登録する制度で、9月末から募集を開始。登録店は防犯カメラや価格表示板の設置などに使える補助金(補助率3分の2、上限30万円)を活用できる。
交付式では県民生活・男女共同参画課の木内直道課長(60)があいさつし、佐々木大亮(だいすけ)社長(46)に登録証やのぼり旗などを手渡した。
地域密着の店舗を目指している佐々木社長は「通りからよく見えるような価格表示を心がける。灯油の配達などの際は高齢者や子どもの見守りをするなど、地域に求められる活動を全力で取り組む」と述べた。
県によると、県内を訪れる観光客の約8割が車を使うため、ガソリンスタンドは観光振興の一翼も担う。木内課長は「住民だけでなく観光客にも欠かすことのできないインフラ。見守り活動などの地域の有人拠点としても重要。さらに登録店を増やしたい」と話した。
県は今後、登録した店を掲載したチラシなどを作り、道の駅などで配布する予定。