木おけ蒸留器の前でタッグ商品第2弾「麟と龍」をアピールする実崎支配人(左)と池田専務=臼杵市臼杵の小手川酒造
【佐伯・臼杵】佐伯市の大地酒造(池田敬社長)と臼杵市の小手川酒造(小手川励人社長)が手がけた日本酒焼酎「麟(りん)と龍」が完成した。両社は「いいものができた」と手応えをのぞかせた。
大地酒造の日本酒を小手川酒造の木おけ蒸留器で蒸留するタッグ企画の第2弾。今回は主力の「花笑み」4種をブレンドし、昨年9月に蒸留。アルコール度数を38度に高めて1年間貯蔵した後、割水、試飲など試行錯誤を重ねて仕上げた。
ストレートやロック、熱かんで楽しんでもらおうと、アルコール度数はやや低めの16度。大地酒造の池田司専務は「香り、風味も新感覚で想像以上の焼酎になった」。小手川酒造の実崎貴文支配人は「軽やかだがしっかりした味わい。甘みもあり、ちょっと違う感じの仕上がり」とアピールする。
「麟と龍」は4合瓶(1430円)と一升瓶(2420円)がある。取扱店などの問い合わせは大地酒造(0972-48-9388)。