大分県立美術館で県学校書写書道展始まる 優秀賞と金賞計2560点を展示

作品を鑑賞する来場者=19日、大分市寿町の県立美術館

 第76回県学校書写書道展(県書写書道教育研究協議会=県書協、日本教育公務員弘済会大分支部主催)が19日、大分市寿町の県立美術館で始まった。審査で選ばれた優秀賞231点と金賞2329点を展示している。入場無料。23日まで。
 県内の小中高生、特別支援学校の児童・生徒が対象。題材は自由で硬筆、毛筆の半紙と条幅の3部門に計1万6022点の応募があった。
 会場には、書写の基本点画や文字の配列などを意識して書かれた作品が並んでいる。県書協の橋本修二会長は「題材がさまざまで見応えがあると思う。優秀賞に選ばれた作品は、筆遣いや画の接し方、文字の大きさのバランスが良く、一枚の紙の中に美しく収まっている」と話した。

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