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運動や口腔ケアで健康寿命を延ばそう 大分市でフレイル予防教室

 大分市民健康づくり運動指導者協議会は加齢によって筋力や活力が低下する「フレイル」(虚弱)の予防に努めることで、健康寿命を延ばしてもらう取り組みを始めた。市の協力を得て、高齢者を対象に3カ月間のモデル教室を実施。今後、改善点などを洗い出し、教室を広げていきたい考えだ。
 フレイルは要介護になる一歩手前の状態。国は現状を把握するため、75歳以上を対象にした新たな健診を新年度から始める。要介護の予備軍を早期に発見し、介護予防を通じて社会保障費を抑制する狙いがある。
 モデル教室はフレイルに影響する栄養・口腔(こうくう)ケアを盛り込んだ全12回のプログラムで、昨年11月から実施。大手町のいきいき健康館で週1回、運動指導者が自宅でも取り組める足腰の筋力トレーニングの他、頬や舌の体操などを実技指導した。専門的な講義は市長寿福祉課の管理栄養士や歯科衛生士が支援した。
 協議会によると、参加者の修了時の測定とアンケート結果では運動機能の向上はもちろん、食事の栄養バランス、口腔ケアに対する意識の高まりや改善を確認できたという。「学んだことを日々の生活で継続し、周囲にも広めてほしい」と広島忠士事務局長(75)。市長寿福祉課の担当者も「自分の体の状態や生活習慣を認識することがフレイル予防の第一歩」と期待を寄せる。
 協議会がこれまで養成した千人近い運動指導者は、市内の公民館など220カ所以上で無料の運動教室を開いている。協議会はモデル教室を各地域に広げていくとともに、運動指導者らに呼び掛けて勉強会を開くなど、フレイル対策に力を入れていくという。
 モデル教室で運動指導者リーダーを務めた黒木正裕さん(67)は「高齢者がいつまでも元気でいられるようにサポートしたい」と話していた。
※この記事は、2月4日大分合同新聞朝刊11ページに掲載されています。
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