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新型肺炎に備える観光地 消毒液設置、中国人客のマスク〝爆買い〟も

 春節(旧正月)の大型連休(24~30日)で中国からの観光客が県内にも多く訪れている中、観光地の各施設は同国で感染が広がる新型コロナウイルス対策に気を配っている。消毒液の設置やマスク着用などで予防。一方、観光客には母国で品薄のマスクを〝爆買い〟する人も。韓国人客の激減が続く時期のありがたい訪日客でもあり、地元関係者は万一に備えながら丁寧にもてなしている。
 別府市北浜の野上本館は、中国系の人を中心とした予約で約30ある客室が30日までほぼ埋まっている。
 新型ウイルスへの感染予防策として、玄関に消毒液を設置。フロントにはマスクを準備し、必要に応じて従業員が着けるほか、希望する客に配る。野上泰生(やすお)社長(54)は「感染力は強くないと聞いており、そこまで心配はしていない」と冷静に受け止めた上で対策を取っている。
 「韓国人客の落ち込みが長引く中、中国系の客は頼みの綱」。今のところキャンセルがないことにも安堵し、訪れる人たちを歓迎している。
 外国人客に人気の高い血の池地獄(同市野田)は、従業員にマスク着用や手洗いを徹底している。工藤昌文専務(53)は「用心に越したことはない。何もしないより接客も安心してできると思う」と話す。
 由布市の由布院温泉も中国人客でにぎわう。同市観光協会によると「22日から徐々に姿が目立つようになった」。
 さまざまな土産物を買い求めているが、例年と違う動きも。ディスカウントドラッグコスモス湯布院店(同市湯布院町川上)はマスクが売れている。23日の売り上げは通常の6倍。1人で3万円分を買った客もいる。
 村上委至(とものり)店長(39)は「中国ではマスクが不足していると聞いた。家族や友人にも配るため、品質も良い日本製を大量に購入しているようだ」と説明。地元の観光関係者も消毒液やマスクを買い求めているという。
 中国では新型ウイルスによる肺炎を発症する人が増え続けている。県内の各観光地は日々変化する動向に注意しながら、接客に努めている。
※この記事は、1月26日大分合同新聞朝刊23ページに掲載されています。
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