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佐伯市の大地酒造、醸造所を新設 上浦に拠点移す

 佐伯市船頭町の酒造メーカー「大地酒造」(池田敬社長)は同市上浦浅海井浦に上浦醸造所を新設した。製造免許を申請しており、今春から現地での生産を目指している。稼働後は新たな雇用を生み、見学者を受け入れて試飲も楽しんでもらう予定。酒造りを通して地域の活性化を図る。
 大地酒造は1885年創業の老舗酒蔵。5代目の大地正一会長(69)に後継者がおらず廃業の危機にあったところを2018年7月、同市上浦で酒店を営む池田社長(58)が継承した。「地元の上浦で酒造りをしたい」との思いから、製造拠点を移すことにした。
 新醸造所は鉄骨一部2階で延べ450平方メートル。品質の良い酒を造るため、暑い時期に対応できる大型の冷蔵室や、こうじの働きを管理する温度調節機能が付いたこうじ室(むろ)を設けた。ガラス張りの2階の見学室からは酒造りの工程を眺めることができる。外観は酒蔵らしいなまこ壁の模様をデザイン。総事業費は約1億円。
 醸造所では看板商品の日本酒「花笑み」と「龍爽香(さちかぜ)」を造る。新たに井戸を掘り「酒造りに適した軟水を掘り当てた」と池田社長。今年は年間20キロリットルを造り、3年後までに60キロリットルまで増やすという。
 船頭町の醸造所を当面は蔵置所として使用。将来的には焼酎造りに活用する。
 落成式が15日にあり、関係者約70人が出席。神事と餅まきをして完成を祝った。池田社長は「上浦の過疎化は深刻。新しい醸造所の稼働を通して、少しでも雇用や観光面で役立ちたい。造っている自分たちが『うめえな』と感じる酒をみんなに味わってほしい」と話した。
※この記事は、1月18日大分合同新聞朝刊15ページに掲載されています。
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