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大分刑務所製作のガラスペン、豊後大野市がふるさと納税の返礼品に

 豊後大野市は大分刑務所(大分市)の刑務作業で作られたガラスペンをふるさと納税の返礼品に採用している。「社会復帰や犯罪被害者の支援にもつながってほしい」と豊後大野市。昨年10月に開始して以降、3カ月で33件の希望があったという。同刑務所は「受刑者のやりがいにつながる」と喜んでいる。
 ペンは柄が青、白、赤の3色から選べる。手作りのため1本ずつ模様が異なる。1万4千円以上の寄付でペンと瓶入りの青色インクに加え、受刑者が作ったとんぼ玉をひも留めにした巾着袋をセットで贈る。2万円以上の寄付では、ペン置きが追加される。
 同刑務所によると、ガラス工芸は熟練した技術が必要。長期収容者の処遇に向いており、現在約15人が取り組んでいる。
 きっかけは2年前。市の担当者が市内三重町にある大分少年院に返礼品になる候補の相談をしたところ、同刑務所のガラスペンを紹介された。総務省から「市内産ではない」と指摘を受けたものの、許容範囲が拡大されて実現。刑務所のある大分市も12月から返礼品に採用している。
 同刑務所の平良敦志所長は同月、豊後大野市役所を訪れ、川野文敏市長に感謝状とガラスペンを贈呈。「受刑者は自分が作った物を認められると自己の肯定につながる。大変ありがたく、今後も協力してほしい」と話した。
 法務省矯正局によると、ふるさと納税の返礼品に刑務作業製品を採用している自治体は県内では両市のみ。県外では10市町あり、兵庫県加古川市は応接椅子(加古川刑務所)、山口県美祢市は猫の寝床「猫ちぐら」(美祢社会復帰促進センター)、福岡県宇美町のバーベキューコンロ(福岡刑務所)などを返礼品にしている。
※この記事は、1月14日大分合同新聞朝刊13ページに掲載されています。
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