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セーリング五輪代表の岡田「金」へ闘志 別府市のクラブが原点

 別府市でセーリングを始めて19年。岡田奎樹(24)=トヨタ自動車東日本=が男子470級の東京五輪代表に内定した。スキッパーとしてかじ取りを担い、クルーの外薗(ほかぞの)潤平(28)=JR九州=とのコンビで過酷な代表選考を勝ち抜いた。岡田は「特別なことはしていない。やるべきこと、やってはいけないことを貫いた結果でまだゴールではない」と、視線は7月の本番に向いている。
 北九州市出身。幼稚園の時に両親に連れられて行った別府市のB&G別府海洋クラブで競技にのめり込んだ。同クラブの浜本徹夫代表(60)は「ヨットがとても好きだった。体の動かし方など非凡なものがあった」と懐かしそうに振り返る。
 中学までは1人乗りのオプティミスト級に打ち込んだ。進学先の唐津西高(佐賀)では2人乗りなど、さまざまな艇種を経験し、腕を磨いた。
 470級は早稲田大で始め、大学を卒業した2018年春から外薗と本格的にペアを組んだ。「年上だがコミュニケーションが取りやすい。技術はもちろん、動作もうまい」(岡田)、「スピードを出す能力はピカイチ。競技歴が長く、センスも抜群」(外薗)と互いに力を認め合う2人。19年に開催された東京五輪の日本代表選考対象となる国際3大会に向けて練習を重ねた。
 迎えた勝負の年。初戦のプリンセス・ソフィア杯(4月・スペイン)で日本勢2位と好スタートを切った。残る2戦は東京五輪会場の神奈川県江の島近海が舞台に。まず8月の世界選手権で日本勢トップとなり、選考順位でも首位に浮上した。続く9月のワールドカップでも危なげないレース運びで五輪代表内定を勝ち取った。
 「会心のレースはなかった」と3大会を辛口採点した岡田。ただ世界選手権最終レース(2位フィニッシュ)については「苦手な強風域のレースだったが、2人で模索しながら、スピード、コース取りも当たった」と手応えをつかんだ。
 今も外薗とともに初の大舞台に向けて努力を続ける。岡田は「ライバルは多いが絶対的王者はいない。金メダルを取るためにやっていく」と力を込めた。

 岡田 奎樹(おかだ・けいじゅ) 北九州市出身。大分市在住だった幼稚園の頃に競技を始めた。父の転勤で福岡に転居した後も腕を磨き、再び大分在住となった碩田中(現碩田学園)3年時にはオプティミスト級世界選手権で3位に。早稲田大進学後に470級を始め、スキッパーとして2016年のジュニアワールドチャンピオンに。17、18年の全日本選手権では外薗潤平と組んで2連覇を達成。170センチ、64キロ。トヨタ自動車東日本所属。
※この記事は、1月5日大分合同新聞朝刊16ページに掲載されています。
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