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温泉見取り図でリハビリへの理解深まる 別府の内田病院、入浴動作訓練に活用

 別府市末広町の医療法人博慈会「内田病院」(内田明宏院長)は、リハビリ患者の治療プログラムに活用するため、近隣にある市営温泉と共同温泉計9カ所の見取り図を作成した。患者へのアンケートから、多くの人が自宅近くの温泉に入浴する習慣があることが分かったため。入浴環境の情報共有や入浴動作の訓練に生かしており、リハビリへの理解が深まったという。
 内田病院のリハビリでは、日常生活に必要な入浴動作の訓練を、患者に聞き取りをして模擬環境をつくった上で実施している。訓練でできた動作が実際の生活では困難になるケースが見られ、生活様式や入浴環境の詳細な情報が聞き取りでは不足しているという課題があった。
 リハビリを受けた外来・入院患者88人にアンケートを実施。自宅に浴槽がないため44%が近くの温泉を利用し、そのうち59%が床に座って身体を洗っているなどの特徴が判明した。
 スタッフ間で情報を共有するため、患者が利用した病院近隣の市営温泉と市有区営温泉で、外観と内観の調査を実施。段差や駐車場の有無、手すりを設置しているか、浴槽の広さや深さ、椅子の設置状況などを調べ、各施設の見取り図を作った。見取り図を使うことで患者の入浴環境が明確になり、訓練に対する理解が深まるといった改善が見られるようになったという。
 4日、見取り図を作成した病院の理学療法士、野村美友(みゆ)さん(29)、作業療法士、宗美幸さん(22)らが市役所を訪れ、長野恭紘市長に取り組みを報告した。同病院は「今後も地域に根付いた医療を提供していきたい」と話している。
※この記事は、12月5日大分合同新聞朝刊11ページに掲載されています。
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