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シャー女子世界新V、男子フグ8度目 大分国際車いすマラソン

 第39回大分国際車いすマラソン大会(大分県、日本障がい者スポーツ協会日本パラリンピック委員会、大分合同新聞社など主催)は17日、大分市の県庁前をスタート、市営陸上競技場にフィニッシュする国際陸上競技連盟公認コースで開かれた。
 マラソンのT34/53/54女子でマニュエラ・シャー(34)=スイス=が自身の持つ世界記録を更新。1時間35分42秒で1位フィニッシュし、第35回大会(2015年)以来4度目の栄冠を手にした。2位の喜納(きな)翼(29)=沖縄県うるま市、3位のスザンナ・スカロニ(28)=米国=も大会前の世界記録を上回った。
 最速の同男子はマルセル・フグ(33)=スイス=が1時間22分51秒で2年連続8度目の優勝。4秒差で鈴木朋樹(25)=東京都江東区=が2位となった。
 同クラス男女の日本選手上位各3人は、それぞれ東京パラリンピックにつながるマラソンワールドカップ(来年開催、場所未定)の派遣対象候補となる。
 大会は18カ国から210人が出走。障害の程度に応じて3クラスに分かれ、マラソン(42・195キロ)とハーフマラソン(21・0975キロ)で競った。

〇シャー、昨年欠場の雪辱果たす
 月桂冠(げっけいかん)を頭にいただいた女王から笑顔があふれた。
 自身が持つ世界記録を1分以上更新する驚異的なタイムでフィニッシュ。「世界新を出せると思っていなかった。スーパーハッピー」。マラソンT34/53/54女子を制したマニュエラ・シャー(34)=スイス=は、4年ぶり4度目の優勝に自ら花を添えた。
 ライバルの存在が新記録誕生の布石となった。世界ランキング1位のスザンナ・スカロニ(28)=米国=が初参戦。3連覇を狙う喜納(きな)翼(29)=沖縄県うるま市=を含めた3人で競り合いが続く。高低差の少ない平たんなコースと穏やかな天気も味方した。
 体力を失うリスクを承知で何度も仕掛けた。「自分にはスプリント力がない。途中までに差を付ける作戦だった」。20キロ付近で積極的に飛び出し、2人を引き離す。2位喜納、3位スカロニまでが大会前の世界記録を上回る超高速レースを演出した。
 ハーフからマラソンに転じた第33回大会(2013年)で当時の世界最高記録をたたき出し、そこから3連覇を達成。昨年はエントリーしながら体調不良で急きょ欠場し、「とても悔しい思いをした」。雪辱を期していた。
 沿道が人垣で埋まる大分国際車いすマラソン大会には特別な思いがある。
 「おもてなしはいつも素晴らしいと感じる。また参加できて本当に良かった。来年は東京パラリンピックがある。しっかり調整したい」
 OITAから視線を大舞台に向けた。
※この記事は、11月18日大分合同新聞朝刊1ページに掲載されています。
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