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熱闘、東京パラへの道 しのぎを削るトップ選手

駆ける 第39回大分国際車いすマラソン大会①

 第39回大分国際車いすマラソン大会が17日、大分市内で開かれる。それぞれの目標を胸に駆けるアスリートや支える人たちの姿を追った。

 大勝負が迫った。
 平均時速が約30キロにもなる最速クラスのマラソンT34/53/54男子。前回大会で終盤まで優勝争いをし、5位だった西田宗城(ひろき)(35)=大阪府和泉市=は「大分で国内3位以内に入らなければ、パラリンピックへの道はない」と覚悟している。
 大分は1981年、世界初の車いす単独の国際マラソンとして始まった。国内のトップ選手らにとって、今大会は東京パラにつながるレースとしてひときわ大きな意味を持つ。
 日本パラ陸上競技連盟によると、日本人男女のそれぞれ上位3人が来年開催のマラソンワールドカップ(W杯、開催時期など未公表)の派遣対象選手となる。W杯で好結果を残せば、パラへの出場切符を得る可能性が高まる。
 「自分もパラという世界最高峰の舞台で勝負してみたい」と西田。課題のスプリント力をどう高めるか。週6日、筋トレや走り込みで調整を続け、ライバルとの戦いに備えている。

 5回目の出場となる鈴木朋樹(25)=東京都江東区=はマラソンの国内勢で唯一、東京パラへの代表入りが内定している。今年4月のW杯(ロンドン)で3位となり、念願の東京切符をもぎ取った。
 2015年に東京、大分で初めてマラソンを経験した若手のホープは昨年、王者マルセル・フグ(33)=スイス=と大接戦を演じ、1秒差の2位だった。
 今回はフグ、初エントリーした世界ランキング2位のダニエル・ロマンチュク(21)=米国=とぶつかり合うのも楽しみにしている。
 「世界との差はまだ大きい。歴史のある大分で結果を出したい」

 ベテラン勢も虎視眈々(たんたん)と狙っている。
 第36回大会(16年)の覇者、山本浩之(53)=福岡市=は「順位もタイムも欲しい」と大分に懸けている。起伏が少ない高速コースだけに、洞ノ上(ほきのうえ)浩太(45)=福岡県直方市=は「数少ない上り坂が勝負になるのではないか。先頭についていければチャンスになる」とみる。
 号砲まであと5日。夢舞台へと続く県都のロードを、猛者たちが走る。
 =敬称略=
※この記事は、11月12日大分合同新聞朝刊1ページに掲載されています。

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