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青パパイアできた! 宇佐産業科学高の苦労実る

 熱帯原産の青パパイアを宇佐市の新たな特産品にしようと、宇佐産業科学高グリーン環境科の生徒が昨年から試験栽培を始めた。試行錯誤を重ねながら育てた3本の木に、たわわに実がなった。9日の同校文化祭「照陵学園祭」で、初収穫した数十個を格安の1個300円で販売する。
 青パパイアは中南米など熱帯が原産。酵素や抗酸化成分が豊富で栄養価も高い。最近では美容や健康に気を使う人たちにも人気。県内では姫島村や中津、佐伯両市で栽培されている。
 2年前、「JA福島さくら」(福島県)が栽培に成功したことに幸松昌則教諭(54)が注目した。「東北ができるなら、夏の気温が高く、寒暖差が少ない宇佐でもできるのでは」と、3年生の課題研究として始めた。
 昨年5月、沖縄県から取り寄せた種をプランターにまいて発芽させた。市内城井の城井農場(1・7ヘクタール)で育った苗約50本を定植。ほとんどが枯れた。幸松教諭によると、灌水施設がなかったことや、定植の際の苗の成長不足が要因という。
 わずかに残った苗を鉢に入れて校内のガラス温室に移した。3年生から引き継いだ2年生5人が暖房のない状態で越冬させたものの、残ったのは3本。うち1本が枯れ、新たに購入した1本と合わせてビニールハウスで育てた。
 実は直径約12センチ、重さ約1キロ。野菜炒めや肉まんの具にして試食した井上芽依さん(17)は「収穫は上々。生だと硬くて甘味はあまり感じないが、チヂミや炒め物などに調理したら、おいしかった。市内に広まってほしい」と話した。市場価格は1個千円。幸松教諭は「健康食ブームで需要はあると考える。市内での普及や就農率の向上につなげたい」と話した。
※この記事は、11月9日大分合同新聞朝刊10ページに掲載されています。
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