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別府の温泉を東日本大震災被災地に配達 源泉100%、住民ら堪能

 別府市の一般社団法人「ビービズ・リンク」は4、5の両日、東日本大震災で被災した宮城県気仙沼市と福島県大熊町に別府の温泉を届けた。温泉を土産として全国に販売する新規事業「別府 おんせん おみや」の無料キャンペーンの一環。地元住民らが別府に思いをはせながら温泉を堪能した。
 事業は別府の魅力を全国に発信するため、今年の8月に開始。キャンペーンでは別府への旅行者の中から100人に温泉を届けている。
 4日は気仙沼市の気仙沼漁港近くにある銭湯「鶴亀の湯」に配達した。漁港周辺に唯一あった銭湯が、防潮堤建設に伴うかさ上げ工事のため閉鎖。女性グループが復活を目指し、クラウドファンディングなどで資金を集め、今年7月に再開した。
 別府を訪れた施設関係者がキャンペーンの存在を知って応募。銭湯のオープン記念と復興を願って、1日限定イベントとして開いた。
 別府市から専用タンクに積みトラックで運んだ温泉を、現地に駆け付けた長野恭紘市長と菅原茂気仙沼市長が浴槽に給湯。地元住民や漁師らが漬かって疲れを癒やした。
 銭湯を運営する一般社団法人「歓迎プロデュース」の小野寺紀子代表は「遠路はるばる運んでくれた温泉は温かくて気持ちがよかった。多くの人が喜んでいた。いつか別府に行きたいと話す人もおり、今後も交流を続けたい」と話した。
 5日は東京電力福島第1原発事故で全域が避難区域になっていた大熊町へ。元住民男性から応募があり、4月に避難指示が一部解除された大川原地区の災害公営住宅や一般住宅など12世帯に届けた。
 ビービズ・リンクの後藤寛和コーディネーターは「入浴剤ではなく源泉100%の温泉が届き、驚いていた人もいた。別府に行きたいけど行けないという人たちのために温泉を届けていきたい」と話している。
※この記事は、11月9日大分合同新聞朝刊9ページに掲載されています。
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